『椿姫』 乾杯の歌「楽しい杯をほして愉快になりましょう」 1-3 [ラ・トラヴィアータ]
酌み交わそう 喜びの杯に
この美しい人が 花添える杯に
この つかの間の時を
快楽に酔いしれよう
酒を酌み交わそう 甘いときめきに
愛を呼び起こす ときめきに
その まなざしが この心に
全能の力を吹き込む
酌み交わす杯と杯の間に 愛が・・・
熱い くちづけが生まれる
皆さんがたと 分かちあいましょう
私の この喜びの時を
喜びこそ この世のすべてよ
楽しみましょう つかの間の時を
愛の喜びとは はかないもの
咲いては散ってゆく花
二度と楽しむことは できぬもの
さあ 私たちを招いています
心ときめかす熱い言葉が
楽しもう 杯と歌を
夜が輝きを増し ほほ笑むと
この楽園に
新しい一日が やって来る
うたげの中にこそ人生が
まだ 恋を知らぬ時ならば・・・
恋を知らぬ者に言われても・・・
それが僕の宿命で・・・
楽しもう 杯と歌を
夜が輝きを増し ほほ笑むと
この楽園に
新しい一日が やって来る
ヴェルディ 歌劇 《椿姫》
第1幕 第3曲 乾杯の歌「楽しい杯をほして愉快になりましょう」
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