「この聖なる殿堂には」 2-15 [魔笛]
この聖なる神殿の中では 人は復讐の心を知らない
たとえ迷う者がいても 愛の心が連れ戻す
友情の手に引かれて よりよい国へと導かれる
友情の手に引かれて よりよい国へと導かれる
友情の手に引かれて よりよい国へと導かれる
よりよい国へと導かれる
この聖なる壁の内側では 人は人のために生きる
醜い復讐の心はなく 人は敵を許す
尊い教えを喜ばぬ者は もはや人と呼ぶに値しない
尊い教えを喜ばぬ者は もはや人と呼ぶに値しない
尊い教えを喜ばぬ者は もはや人と呼ぶに値しない
もはや人と呼ぶに値しない
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第15曲 アリア:「この聖なる殿堂には」(ザラストロ)
「地獄の復讐が胸にたぎり」 2-14 [魔笛]
「誰でも恋の喜びを知っている」 2-13 [魔笛]
だれだって恋人と 楽しくやりたい
なのに おれときたら 女にサッパリ縁がない
おれだって人間だ 恋の一つも してみたい
好いてくれる女がいなきゃ この世は真っ暗
おれだって よろしくやりたい
お月さんよ 許せ 白い女を いただくぜ
唇を盗んでやる お月さんよ 隠れてな
せめて目をつぶっててくれ
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第13曲 アリア:「誰でも恋の喜びを知っている」(モノスタトス)
「どうしたの?どうしたの?どうしたの?」 2-12 [魔笛]
こんなとこにいちゃ だめ 二度と出られないわよ
死んでも知らない あなたもよ
もう たくさんだ
静かにしろよ 誓いを破ることになる
だめだってさ
静かにしろ
うるさいな 分かった 黙るよ
女王様が神殿においでよ
なに? 神殿に
静かにしろ お前 まさか 誓いを忘れたのか
死んでも知らないわよ 女王様を忘れないで
うそ八百を 吹きこまれて
賢者は 雑音に耳を貸さない
僧の話しに だまされないで
聞くもんか
地獄行きよ
ほんとかよ 大変だあ なあ タミーノ どう思う?
この女たちの言うことは 悪魔のささやきだ
でも女王様が
女たちのたわ言さ いいから静かにしろよ よく考えて行動するんだよ
なんて冷たい態度 パパゲーノまで だんまり
しゃべりたいけど・・・
しー!
おれはこのとおり・・・
しー!
だって我慢できないもん
情けないやつだ 恥を知れ
無駄よ あきらめましょう どっちも しゃべらない
恥を知れ 恥を やたらと しゃべらない
まっとうな男なら やたらと しゃべらない
ちゃんとした男なら ペラペラしゃべらない
じっくり考えてからよ
聖なる場所に侵入者が
きゃあああ!!!
なんてこった
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第12曲 五重唱:「どうしたの?どうしたの?どうしたの?」(三人の侍女)
「女の策略から身を守れ」 2-11 [魔笛]
女には気をつけるべし それが第一の務め
賢者でさえも惑わされる 気を引き締めよ
心を許してはならない みじめな結末に終わる
男の名誉は もろくも崩れ 無念に手をこまねく
あとは絶望と死あるのみ
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第11曲 二重唱:「女の策略から身を守れ」(2人の僧)
「愛する人よ、もう二度とあなたを見ることはできないのでしょうか?」 2-19 [魔笛]
もう会えないの?
別れに涙は禁物
試練が待っているのよ
神々のお守りがあるさ
恐ろしい試練の中へ
神々のお守りがある
あなたは戻るわ 私には分かるの
すべては神々の御心 意思に従おう
あなたを こんなに愛しているのに
あなたの心は 落ち着かない
私のところに 留まることがない
信じておくれ 僕も つらいんだ
君に まごころを貫きたい
別れの時が訪れた
なんて苦い別れ
時が来た
なんて つらい別れ
タミーノ 出発だ
行ってしまうのね タミーノ
パミーナ 僕は行くよ
どうしても 行かなければ
どうしても
パミーナ
タミーノ ご無事で
急ぎなさい 出発だ
黄金の安らぎよ
別れを告げよ
必ず君のもとに帰って来るよ さようなら
つらい別れだ
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第19曲 三重唱:「愛する人よ、もう二度とあなたを見ることはできないのでしょうか?」(パミーナ、ザラストロ、タミーノ)
「イシス神よ オシリス神よ」 2-10 [魔笛]
イシスとオシリスの神よ 若い二人に英知を与えよ
さすらい人に行く手を示し 危険に耐える強さを教えよ 試練に耐える強さを教えよ
試練の成果を知らしめよ たとえ死のふちに あっても 勇気と徳で避けさせたまえ
神の御座へと いざないたまえ 安らぎの場と いざないたまえ
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第10曲 合唱を伴ったアリア:「イシス神よ オシリス神よ」(ザラストロ)
「僧侶たちの行進」 2-9 [魔笛]
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第9曲:「僧侶たちの行進」
フィナーレ 「ザラストロ万歳!」 1-8 [魔笛]
ザラストロ様 万歳
ああ 怖いよ おれ震えちゃう
今度こそ おしまいよ ザラストロのお出ましよ
ネズミだったら穴に入るぜ かたつむりなら隠れるぜ
お嬢さん なんて言い訳しようか
真実よ 本当のことを言うわ たとえ それが罪でも
フィナーレ 「ひるまずに速く走れば」 1-8 [魔笛]
逃げましょう 追っ手が来る前に タミーノを見つけよう さあ 急いで
早くタミーノを見つけないと また つかまる タミーノ どこなの
静かに おれに任せて
あれは タミーノの音 タミーノに近づいている
急いで彼を見つけよう 早く 早く
待て 貴様ら 逃がすもんか 刀と足枷だ 礼儀を教えてやる ナメやがって
みなの者 縄と鎖を持って来い
もう おしまい
みなの者 早くしろ
こうなったら こいつの出番だ
かわいい鈴よ 鳴っておくれ 優しい歌声 聴かせてよ
なんて すてき かわいい音色
こんな音は 聞いたこと ない
世にも ふしぎ すてきな音色
すべての戦場に こんな鈴があったなら 敵も見方も なくなるのに
すべての人は仲良く 笑って暮らせるのに
すべての悲しみは 愛と友情に和らげられる
人を愛する心があれば 人は幸せになれる
モーツァルト:歌劇 《魔笛》
第8曲 フィナーレ
「ひるまずに速く走れば」(パミーナ、パパゲーノ、モノスタトス、奴隷たち、合唱)